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万成石(まんなりいし)とは、岡山県岡山市北西部の万成から産出される角閃石黒雲母花崗岩である〔。 日本の銘石のひとつとしてブランド化された万成石は、桜色の美しさから、昔も今も多くの人々に愛され、近年も需要は非常に高い国産の石材である〔。 == 特徴 == 淡紅色のカリ長石、白色の斜長石や石英、黒色の黒雲母等で構成された、完晶質・中粒の花崗岩である〔。 万成石の特徴は、「桜御影」と呼ばれるだけあって、桜色がかった色をしている〔。一見、桜色という色が柔らかそうな石のイメージだが、実際は硬さを持つ石である〔。 * 圧縮強度 - 15,000N/cm2〔 * 比重 - 2.61g/cm3〔 * 吸水率 - 0.17%〔 その桜色がかった優美な石目の万成石は多くの著名人・人々から愛され、石原裕次郎の墓や、横山やすしの墓、そして、歴代総理の墓やの墓、またイサム・ノグチの墓に使われる〔。のモニュメントや、歴史上の人物・偉人の像の台座や、古くから親しまれている建築の建材としても、これまで様々な使われており、永い時を経ても変わらず、風化に強く、気品あふれ、高級感を生み出す石材として、ブランド化されている。 万成石の山は、ひとつひとつの玉石の積み重なった山である。大きな物では、2,000トン以上の大きな玉石もあり、様々な需要に応えられ、また、長期に渡る安定供給の歴史、見通しがついている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「万成石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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