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万斯同[ばん しどう]
万 斯同(ばん・しどう,1638年 - 1702年)は清代中国の学者。字は季野。石園と号する。万泰の第8子で万斯大の弟。 == 生涯 == 鄞県([現在の浙江省寧波市)の出身。生まれながら慧敏にして、異能の持ち主であった。45歳までに家蔵の書籍をすべて読破し、独学を主として古学に従い、広く経史に通じもっとも明代の掌故にくわしかった。1678年に博学鴻詞の科に推薦されたが、官職には就かなかった。のちに布衣(庶民)の身分で史局に参加し、『明史稿』500巻を自力で完成した。また、尚書であった徐乾学のために『読礼通考』200余巻を編纂した。その性格は営利を尊ばず、学友・弟子にはただ読書を勧めて学問をするよう励まし、互いに切歯琢磨することを望んだ。65歳で世を去ったときに、門人たちは貞文先生と諡した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「万斯同」の詳細全文を読む
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