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万有引力定数 : ウィキペディア日本語版
万有引力定数[ばんゆういんりょくていすう]

万有引力定数(ばんゆういんりょくていすう)あるいは(ニュートンの)重力定数(じゅうりょくていすう、)とは、重力相互作用の大きさを表す物理定数である。アイザック・ニュートン万有引力の法則において導入された。記号は一般に で表される。
ニュートンの万有引力理論において、それぞれ 、 の質量を持つ2つの物体が、距離 だけ離れて存在しているとき、これらの間に働く万有引力 は
となる。このときの比例係数 が万有引力定数である。SIに基づいて、質量 、 にキログラム(kg)、長さ にメートル(m)、力 にニュートン(N、これは に等しい)を用いれば、万有引力定数 の単位は となる。
アインシュタイン一般相対性理論においては、ニュートンの重力理論に対する修正と拡張が為され、一般相対性理論の基礎方程式であるアインシュタイン方程式においても比例係数としてこの重力定数が現れる。
== 値 ==
万有引力定数の2014年CODATA推奨値は
である〔CODATA Value〕。括弧内の数値は表された最後の桁を単位とした数値の標準不確かさを表す。上記の定数は、質量 の2つの質点が 離れた時の引力を単位ニュートン (N) で表した値と等しく、非常に小さい値である。たとえばそれぞれの重心が互いに 離れた1トン (=) の物体が引き合う力は約 であり、地球上で おおよそ の質量の物体に働く重力に等しい。
また、万有引力定数をプランク定数真空光速で換算した量は
である〔CODATA Value〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「万有引力定数」の詳細全文を読む



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