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万石騒動[まんごくそうどう] 万石騒動(まんごくそうどう)とは、1711年(正徳元年)に安房国北条藩で起こった農民一揆である。北条藩1万石の所領27ヶ村全体の農民が参加したことからこの名がある。この一揆によって藩主屋代忠位は失政を咎められ、北条藩は改易となった。 == 背景 ==
北条藩は安房国安房郡北条村(現在の館山市北条)に陣屋を置き周辺27ヶ村を治める1万石の小藩であったが、藩主の屋代忠位(ただたか)は幕府の百人組頭・大番頭などを歴任した。このことは財政難につながり、忠位は1711年(正徳元年)には職を辞して財政再建を図らざるを得なくなった。 忠位が新規に召抱えた家臣に、川井藤左衛門という人物がいた。忠位は川井に、御用人・上席家老として財政再建のための全権を与えた。川井は宝永6年(1709年)に北条陣屋に派遣され、新田開発・灌漑用水路の開削、保護林の伐採・売却、酒屋・糀屋の運上金の取立てを行い、増収を図った〔。しかし、農繁期の労役や〔〔、苛酷な増徴策の強行は〔〔は、領民にとって負担の大きいものであった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「万石騒動」の詳細全文を読む
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