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万葉仮名 : ウィキペディア日本語版
万葉仮名[まんようがな]

万葉仮名(まんようがな、正字体:萬葉假名、正仮名遣:まんえふがな)は、主として上代日本語を表記するために漢字を借用して用いられた文字のことである。『萬葉集』(万葉集)での表記に代表されるため、この名前がある。真仮名(まがな)、真名仮名(まながな)〔『新明解国語辞典』三省堂、「真名」より〕、男仮名、借字ともいう。仮借の一種。
== 概要 ==
楷書ないし行書で表現された漢字の一字一字を、その字義にかかわらずに日本語の一音節の表記のために用いるというのが万葉仮名の最大の特徴である。万葉集を一種の頂点とするのでこう呼ばれる〔沖森:318。〕。『古事記』や『日本書紀』の歌謡や訓注などの表記も『万葉集』と同様である。『古事記』には呉音が、『日本書紀』には漢音が反映されている〔森博達の説による。『日本書紀の謎を解く 述作者は誰か』(中央公論新社〈中公新書〉、1999年10月)などを参照。〕。江戸時代和学者・春登上人は『万葉用字格』(1818年)の中で、万葉仮名を五十音順に整理し〈正音・略音・正訓・義訓・略訓・約訓・借訓・戯書〉に分類した。万葉仮名の字体をその字源によって分類すると記紀・万葉を通じてその数は973に達する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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