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万願寺ふとん太鼓 : ウィキペディア日本語版
東山本町[ひがしやまもとちょう]

東山本町(ひがしやまもとちょう)は、大阪府八尾市の地名。581-0847、現住所表記では1丁目から9丁目まで存在する。
この地域は現住所表記に変更される前は大字万願寺だった地域であり、旧大字万願寺地域には東山本町のほか現在の東山本新町の大半(8丁目と9丁目を除く)も含まれる。
==歴史概要==
令制国一覧 > 畿内 > 河内国 > 高安郡 > 万願寺村
現在は万願寺の地名は存在しないが、かつての地名の由来である満願寺と呼ばれた寺が恩智川の東、現在の東山本町8丁目あたりに存在していたとされる。しかし戦乱や恩智川の氾濫が度重なっていつしか廃寺となったと考えられ、『河内志』に廃寺と記されている以外に文献が存在しないとされる。安土桃山時代ごろに集落の本村を恩智川の西側に移し、住吉大社より分霊を勧請して祀ったのが現在の東山本町2丁目にある住吉神社の起源である。
江戸時代になると満願寺地域は幕府の天領となり、旗本・大窪加賀守の支配地となる。18世紀初頭に大和川の川違えが行われ、西を流れる玉櫛川(玉串川)の跡地が新田として開発され、そのころに村名が萬願寺に変わっている。19世紀になると、水利権の争いを発端として上之島村内の惣村だった式部村が分村し、北垣内に御野縣主神社の御神体を祀ったのが現在の式部宮御野懸主神社である。同じころに新家村も分村して住吉神社の氏子となっている。このころに旧万願寺地域の範囲が固まっている。地域は3つの神社と万願寺本村(南之辻)、新家(新家之辻)、御領(中之辻)、式部(北之辻)の4つの主な惣村で構成されていた。文化9年(1812年)から小田原藩支配地となる。
1889年4月1日の市町村制施行により、中高安村大字万願寺となる。その後 高安村→八尾市の大字となり、現在は東山本町と東山本新町となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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