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丈六町(じょうろくちょう)は、徳島県徳島市の町名。2011年1月現在の徳島市の調査による人口は2,975人、世帯数は1,146世帯。郵便番号は丈六町丈領が〒771-4263、丈六町長尾が〒771-4262、その他は〒771-4261。 == 地理 == 徳島市の南部に位置し、多家良地区に属する。北は方上町・勝占町、西は渋野町、南は多家良町、東は小松島市と接する。主に米作を中心とした農村地域であるが、昭和53年から新興住宅地として丈六団地が造成され、また近くを徳島市の中心地に通じる国道55号バイパスが開通したことにより、住宅地化が進んでいる。 丈六団地の拡大化、市街地化により、丈六寺周辺の集落が当地の中心であったが、同団地に中心が変わりつつあり、徳島市営バスも丈六寺前の停留所を廃し、同団地内を通過するに至っている(2014年10月1日からは徳島バスにより運行されている)。 県有数の古刹曹洞宗丈六寺は、県指定史跡に指定されており、禅宗寺院特有の伽藍配置をよく残し、多くの文化財を有し、昭和58年に県は宝物館を開館した。主な文化財として国の重要文化財に指定されている三門・本堂・観音堂・経蔵(附:棟札)・木造聖観音坐像・絹本着色細川成之像、県指定文化財の徳雲院(附:棟札)・書院(附:棟札)、市指定文化財の大蔵経・雲版がある。 また丈六寺には長宗我部元親が阿波富岡の牛岐城主・新開実綱を謀殺した時の血天井伝説や幡随院長兵衛と対立した水野成之(十郎左衛門)の母であるお万の方の墓もあり、現在でも多くの観光客が訪れる。さらに丈六寺裏山に点在する丈六寺古墳群、同寺境内に移された図案的な梵字で有名な板碑、中世の城であった熊山城址などもある。 寺社には熊野神社、八幡神社、高野山真言宗田林寺、曹洞宗丈六寺がある。かつては徳島市立宮井小学校本庄分校があったが、丈六団地の造成による人口急増のため収容しきれず、昭和61年に同分校が渋野町の徳島市立渋野小学校と統合した。徳島市多良家コミュニティセンターが設けられ、多家良地区の社会教育活動の中心となっている。勝浦川に沿って徳島県道212号新浜勝浦線が通る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丈六町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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