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三上 満(みかみ みつる、通称の読みは「みかみ まん」、男性、1932年3月 - 2015年8月21日)は、日本の教育評論家。テレビドラマ「3年B組金八先生」のモデルの一つになった元・中学校教諭である。全国労働組合総連合(全労連)議長・全日本教職員組合(全教)委員長を歴任。 == 人物・概要 == 東京都生まれ〔『いまほんとうの教育を求めて』著者紹介 紀伊國屋書店〕。1953年日本共産党に入党。東京大学教育学部を卒業後、1955年に東京都公立中学校の社会科教諭となる。文京区立第一中学校と葛飾区立大道中学校に勤務し〔、非行対策などの教育実践を積み重ねる。三上の教育実践が「3年B組金八先生」のモデルになった。 教員として現場で実践を積み重ねる傍らで教職員組合役員を歴任し、その後労働組合専従役員となる。東京都教職員組合(都教組)委員長に就任、日本教職員組合(日教組)からの脱退や全日本教職員組合(全教)・全国労働組合総連合(全労連)の結成に深く関わる。1991年3月 - 1995年3月には全教委員長、1994年8月 - 1996年7月に全労連議長をそれぞれ務めた。 1999年東京都知事選挙に、「明るい革新都政を作る会」(日本共産党推薦)の候補者として立候補し、66万票余を得たが、落選。2000年3月-2005年9月、医療法人財団東京勤労者医療会東葛看護専門学校第2代校長〔勤労者医療会東葛看護専門学校 沿革 〕。「子どもの権利・教育・文化全国センター」代表委員、「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」代表世話人を務めた〔。 教育問題を中心に、著書を多数出版している。また宮沢賢治の研究をライフワークにし、著書も出版している。2003年、『明日への銀河鉄道―わが心の宮沢賢治』(新日本出版社)で第18回岩手日報文学賞・賢治賞受賞〔。 2015年8月21日、食道がんのため死去〔「金八先生」のモデル、教育評論家の三上満さん死去 朝日新聞 2015年8月22日閲覧〕。83歳没。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三上満」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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