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三井山(みいやま)は、岐阜県各務原市にある標高109mの独立した小さな山である。 == 概要 == 各務原市の西部の新境川と航空自衛隊岐阜基地の間に位置する。元々は東西に長い山であった〔三井山 、今昔マップ on the web - 各務原市1888年〜1898年 2016年3月15日閲覧。〕。 山頂付近には戦国時代の城である三井城の址があり、二等三角点が設置されている〔(点名は「三井村」)。 かつて山頂には、式内社の御井神社が存在し、御井神として山自体が信仰の対象だったという。磐座の祭祀遺跡もあり、多くの出土品が発見されている。また山腹には、三井山古墳(御井神社境内古墳)という古墳がある〔三井山古墳 、各務原市埋蔵文化財調査センター、2010年12月22日閲覧。〕。 *戦国時代、三井山は戦略上重要な場所として、土岐氏の土岐弥一郎(三井弥一郎)により三井城が築城される。このさい、御井神社は麓(各務原市三井町)の御井神社と上中屋(各務原市上中屋町)の天神社(現、天神神社)に移転している。 *1548年(天文17年)、三井城は尾張国の織田信秀に攻められ落城する。三井城が廃城後、山頂には御井神社奥之宮が創建されている。 *1968年(昭和43年)ごろから、山の中央が削られはじめる。 *1980年(昭和55年)ごろに採土が終わり、南北を貫く道路や、自衛隊の三井山官舎、各務原上戸町工業団地が完成した。 三井山は東西に独立した山になり、東は自衛隊の施設になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三井山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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