|
福岡県立三池工業高等学校(ふくおかけんりつ みいけこうぎょう こうとうがっこう)は、福岡県大牟田市にある県内最南の公立(県立)の高等学校である。通称「三池工業」の名前で呼ばれている。2008年(平成20年)に創立100周年を迎えた。 1965年(昭和40年)の第47回全国高等学校野球選手権大会で、初出場初優勝を飾ったことで有名である。 == 沿革 == 1908年(明治41年)4月三井家が、その経営する三池炭鉱と附近工場を実習場としてわが国工業界の「志士」を育成する目的で三井工業学校を設立し、終戦後工業高等学校となり、その後福岡県に移管され今日にいたっている。校名は変わったが今日も三井工業で知られている。 * 1908年 私立三井工業学校を福岡県三池郡大牟田町大字稲荷に開設。三年制甲種工業学校(採鉱科、機械科)として発足。 * 1913年 中国建国の志、孫文が本校を視察。扁額寄贈。電気科を設置、第3種電気主任技術者資格許可。 * 1917年 財団法人となる。応用化学科を設置(現在は工業化学科と改称)。 * 1935年 大牟田市上官町4丁目77の現在地に改築移転 * 1938年 第二部採鉱科併置(1944年3月閉鎖)。三井金山技術員養成所併置(1946年3月閉鎖) * 1948年 学制改革により私立三池工業高等学校と改称 * 1950年 県営移管、福岡県立三池南高等学校と改称。定時制(夜間工業課程、機械、電気、工業化学科)併置 * 1953年 福岡県立三池工業高等学校と改称。創立45周年記念式を挙行し、文化祭、運動会を開催する。 * 1958年 創立50周年記念式を挙行し、慰霊碑、文化祭、運動会の開催、創立五十年史の発刊、本校創設者および第二代校長の胸像造立および記念植樹を行う。 * 1961年 工業化学科(全日制)一学級増設し、二学級となる。 * 1962年 機械科(全日制)一学級増設し、二学級となる。 * 1963年 電気科(全日制)一学級増設し、二学級となる。 * 1965年 第47回全国高等学校野球選手権大会で、初出場初優勝を飾る。 * 1966年 採鉱科を開発工学科と改称 * 1968年 創立60周年記念式を挙行し文化祭を行う。 * 1978年 創立70周年記念式を挙行し文化祭を行う。 * 1981年 定時制工業化学科募集停止 * 1982年 開発工学科を開発土木科と改称 * 1986年 工業化学科(一学級)減、情報電子科(一学級)新設 * 1988年 開発土木、機械、電気、工業化学、情報電子の5科体制確立。創立八十周年記念式典を挙行、八十周年記念誌発刊、校訓碑建立、三工祭を行う。 * 1990年 開発土木科を土木科と改称 * 1991年 機械科(全日制)二学級廃止、電子機械科(全日制)二学級新設。大規模改築工事第一期教室棟竣工 * 1992年 大規模改築工事第二期管理棟竣工 * 1996年 大規模改築工事第三期体育館竣工 * 1998年 弓道場(142.8m²)落成。電気科実習棟(437.34m²)落成。創立九十周年記念式典を挙行、三工祭を行う。 * 1999年 校地整備(グランド拡張)工事完成 * 2004年 電気科(一学級)減 * 2008年 創立百周年を記念し龍城館竣工 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福岡県立三池工業高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|