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三代目 海沼実(さんだいめ かいぬまみのる、1972年10月13日 - )は、東京都出身の音楽評論家。作曲家、音楽教育家としても活動している。 実母は川田三姉妹として知られた童謡歌手川田美智子(現:海沼美智子)であり、「みかんの花咲く丘」や「里の秋」等の作曲で知られる童謡作曲家海沼實は祖父。戦後期の日本を代表する童謡歌手川田正子と川田孝子を伯母に持つ音楽一家に育った。 明治大学文学部で木村礎元学長に師事し近世音楽史を専攻、桐朋学園大学音楽学部で木村俊光主任教授に師事し声楽を専攻。 祖父海沼實が創設した合唱団音羽ゆりかご会を率いて演奏活動を行い、イタリアのゼッキーノ・ドーロを始めとする各国の音楽祭などで作曲家としての入賞経験も多い。また幼少の折には歌手としても活動しており、ヤン坊マー坊天気予報のマー坊役としてCM曲を歌唱したり、海外公演などの経歴も数多く持つ。 近年は、正統派の童謡評論家としても一定の評価を受け、NHKラジオ深夜便や新聞コラム、各地講演会等でも活躍を続ける一方、自ら設立した全日本音楽教室指導者連合会を組織して音楽指導者の育成を行い、国内外に数万人規模の門下生を持つ。また5人の子どもを持つイクメン父親としての経験を生かして各地の幼稚園や小学校などで子育て支援や音楽教育に関する講演活動も積極的に行う傍ら、特技の少林寺拳法では東京西品川道院の道院長として近隣の青少年らとともに汗を流すといった一面も持っている。 音羽ゆりかご会会長、全日本音楽教室指導者連合会会長、金剛禅総本山少林寺東京西品川道院長、日本歌手協会理事、埼玉県私立幼稚園連合会特別講師。 ==著書== *『童謡 心に残る歌とその時代』(NHK出版、2003年) *『まだまだ歌は上手くなる』(ノースランド出版、2007年) *『正しい唱歌・童謡のススメ』(ノースランド出版、2007年) *『まだまだ歌は上手くなるII』(ノースランド出版、2007年) *『まだまだ歌は上手くなるIII』(ノースランド出版、2008年) *『最後の童謡作曲家 海沼實の生涯 - 天才作曲家の一生と名作の誕生秘話』(ノースランド出版、2009年) *『発声の達人』(ノースランド出版、2010年) *『海沼実の歌の教科書』(東京新聞出版、2011年) *『海沼実のうたほん』(東京新聞出版、2012年) *『99%の人は歌がうまくなる』(実業之日本社、2013年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三代目海沼実」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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