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三保の松原(みほのまつばら)は、静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地。その美しさから日本新三景(大沼、三保の松原、耶馬溪)、日本三大松原(三保の松原、虹の松原、気比の松原)のひとつとされ、国の名勝に指定されている。また、ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録されている。 なお、「三保の松原」は名勝としての指定名称及び世界文化遺産・構成資産一覧では「三保松原」と表記され〔〔世界遺産推進課/構成資産の紹介 、静岡県公式ホームページ、2012年12月25日〕、表記にゆれが存在する。新聞等ではハンドブックにより「三保の松原」で表記を統一しているところもある〔【赤字のお仕事】「三保松原」「三保の松原」 どっちなの? 、MSN産経ニュース、2013年5月18日〕。 == 概要 == 平安時代から親しまれている三保半島の東側に広がる景勝地である。総延長7km、3万699本の松林が生い茂る海浜と、駿河湾を挟んで望む富士山や伊豆半島の美しい眺めで有名。歌川広重の『六十余州名所図会』「駿河 三保のまつ原」を始めとする浮世絵にも描かれている。また、日本最古の和歌集である『万葉集』に と詠われて以降、多くの和歌の題材となり、謡曲『羽衣』の舞台にもなっている。 三保半島は、安倍川から海へと流された土砂が太平洋の荒波に運ばれ、日本平を擁する有度山を削りながら出来た砂嘴である。何百年にわたり流された土砂(漂砂)が静岡海岸、さらには清水海岸に幅百mを超える砂浜を作り、現在の清水港を囲む三保半島、および三保の松原の砂浜を形成した。 羽衣伝説の舞台でもあり、浜には天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる「羽衣の松」があり、付近の御穂神社(みほじんじゃ)には羽衣の切れ端といわれるものが保存されている。羽衣の松には毎年元日の朝に大勢の人々が集い、伊豆半島の山々から昇る初日の出を拝んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三保の松原」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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