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栄螺堂(さざえどう、さざいどう)は、江戸時代後期の東北~関東地方に見られた特異な建築様式の仏堂である。堂内は回廊となっており、順路に沿って三十三観音や百観音などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっている。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっていることから、本来は三匝堂(さんそうどう)というが、螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で「栄螺堂」、「サザエ堂」などと呼ばれる。 ==現存する栄螺堂の例== *弘前禅林街の栄螺堂(青森県弘前市) *旧正宗寺 三匝堂(福島県会津若松市) - 下記参照 *長禅寺 三世堂(茨城県取手市) *曹源寺 本堂(群馬県太田市) *成身院 百体観音堂(埼玉県本庄市) *總持寺(西新井大師)三匝堂(東京都足立区) *大正大学 すがも鴨台観音堂(東京都豊島区) - 現代の建築例。2013年5月落慶。 * 夢かなうぶんぶん堂(大分県大分市) - 2015年4月16日に開業したアミュプラザおおいた屋上にある施設。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「栄螺堂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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