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三原 三千夫(みはら みちお、1965年10月4日 - )は、日本のアニメーター、アニメ監督。大阪府出身。元は三原三千雄名義で活動していたが、『妄想代理人』から改名する。 == 人物 == 10歳の頃からアニメをよく見るようになり、『マジンガーZ』や『仮面ライダー』、恐竜などの落書きをする。宮崎駿のファンで、『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』に影響を受ける。 高校卒業後、設計事務所で働いていたが、アニメージュで行われた「ビジュアル80」のアニメーター募集に応募してアニメーターとなる。この時、アニメの作画はほとんど独学で覚えたという。1988年に合作『スパイラルゾーン』で原画デビュー。スタジオは1年半で辞めてマッドハウスで仕事をするが、劇場の仕事でまた元のスタジオに戻る。その後、スタジオジブリで『もののけ姫』の仕事をする。 アニメーションの作画方法では、ポイントとなる絵を描いて後は動画を任せるという従来の方法ではなく、原画も動画も全て一人で描く「ストレート・アヘッド」を支持している。実際に『カイバ』(第4話)では脚本・絵コンテ・演出・作画監督、原画、動画をこなし、9か月という期間をかけて一人で5170枚以上描いている。また『ケモノヅメ』(第12話)では作画監督、原画、『四畳半神話大系』(第7話)では絵コンテ、演出、作画監督、原画を一人でこなしている。ただし、『スペース☆ダンディ』(第6話)では田中宏紀との二人原画で終盤以外の300カットを担当した。 近年の流行のアニメは好きではなく、芸術志向のアニメを好み、森康二、小原秀一、シルヴァン・ショメ、ブラザーズ・クエイ、ヤン・シュヴァンクマイエルなどを高く評価している。 今敏、湯浅政明の作品に関わることが多い。最近では『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』の原画など子供向けアニメの仕事も増えている。なおこの作品には湯浅政明やEunYoung Choiなども参加している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三原三千夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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