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三宅勉 三宅 勉(みやけ つとむ、1880年 - 1972年)は日本の植物学者、植物病理学者である。宮部金吾とともに『樺太植物史』(1915年)を出版し、1910年から1940年の間は台湾総督府で植物病理学者として働いた。 札幌農学校で宮部金吾のもとで学んだ。1904年に卒業後、樺太庁の嘱託となり、樺太の植物を調査し、『樺太植物概報』(1907年)、『樺太植物史』(1915年)を執筆した。トウヒレン属の''Saussurea nupuripoensis''やイチリンソウ属の''Anemone sachalinensis''(和名、エゾノハクサンイチゲ)などを宮部とともに記載した。1910年から台湾総督府の技師として働き、糖業試験場、蔗苗養成所などで働き、中央研究所の植物病理科長などを務めた。サトウキビの病害の調査、バナナ・パイナップル・蜜柑などの果樹病害の研究を行った。
==参考文献==
*北海道大学大学文書館年報 = Annual Report of Hokkaido University Archives, 7: 59-92 *IPNIの三宅の記載した種のlist
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三宅勉」の詳細全文を読む
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