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三岐鉄道[さんぎてつどう]
三岐鉄道株式会社(さんぎてつどう)は、三重県北部の北勢地域で三岐線と北勢線の鉄道2路線を運営するほか、路線バス・貸切バス事業などを行っている鉄道会社である。 == 概要 == 社名は、かつて三重県と岐阜県(関ケ原)を結ぶことを目的としていたことに由来する。鉄道事業はかねてよりセメント輸送が主力であったが、現在では地域住民や行楽の足として旅客輸送の比重も上がって来ている。 奈良県と三重県の私鉄は近畿日本鉄道(近鉄)の力が大変強く、三重県の私鉄は一時、三岐以外はすべて近鉄の経営下だった時代があったが、三岐鉄道は戦時中の統合の際も鉱山関係(小野田セメント)の企業であったため近鉄への合併をまぬがれている〔他の例として、石川県においても北陸鉄道への戦時統合が進められたが、尾小屋鉄道のみは鉱山関係(日本鉱業)だったため統合されなかった〕。現在でも三岐鉄道の筆頭株主は小野田セメントの後継企業である太平洋セメント株式会社である。営業路線は長らく三岐線および近鉄連絡線のみであったが、2003年(平成15年)に近鉄から北勢線を譲受し運行している。 2001年(平成13年)には開業70周年を記念して三岐線西藤原駅に蒸気機関車のテーマパーク「ウィステリア鉄道」を、2003年(平成15年)には同線丹生川駅に「貨物鉄道博物館」を開館し、ボランティアと共に貴重な鉄道車両の保存も行っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三岐鉄道」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sangi Railway 」があります。
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