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三戸鹿角街道[かづのかいどう] 鹿角街道(かづのかいどう)は、青森県三戸郡から秋田県鹿角市に至る街道。別称 三戸鹿角街道(さんのへかづのかいどう)。 幕政時代、陸奥国三戸郡三戸村で奥州街道から分岐し、田子村を経て、来満峠を経て、山中沢、浅繁沢を出て、大柴峠を越え、上折戸から安久谷川を渡り、鹿角郡の大湯へ抜けて毛馬内村で鹿角道にいたる。 また、八戸城下と毛馬内を結ぶ街道も、八戸・三戸間は「三戸街道」、三戸・毛馬内間は「鹿角街道」「秋田街道」と呼ばれ、両者を合せて鹿角街道ともいった。 == 歴史 == 街道の開設時期は不明であるが、永禄12年(1569年)南部高信を将とする軍勢が、秋田氏を打つべく来満山中を越え鹿角へ侵攻したと伝えられる。 鹿角方向から野辺地湊から移出される尾去沢鉱山(鹿角市)の産銅輸送路として重視されていたが、明治26年(1893年)以降、折戸からそのまま久谷川沿いに南の不老倉峠で県境を越すようになったため、来満峠は荒廃した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三戸鹿角街道」の詳細全文を読む
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