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三才図会(さんさいずえ)は、中国の類書。明の王圻(おうき)の編である。 == 概要 == 三才とは天・地・人の3つの働きのこと。世界の様々な事物を、天文、地理、人物、時令、宮室、器用、身体、衣服、人事、儀制、珍宝、文史、鳥獣、草木の14部門に分けて説明しており、各項目が図入りである点が本書の大きな特徴である。 江戸時代に日本で出版された類書(百科事典)『和漢三才図会』(寺島良安)は、本書に触発されて編著されたものである。 特に中国の歴史人物の絵が多数載っているため、日本の中国史の書籍には『三才図会』から画像を引用していることが多い。しかし、この本の歴史人物の画像は歴史的に根拠があるものではなく、古く清の時代の『四庫全書総目提要』でもこの点は批判されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三才図会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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