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三教勘注抄 : ウィキペディア日本語版
三教勘注抄[さんごうかんちゅうしょう]
三教勘注抄(さんごうかんちゅうしょう)は、藤原敦光康平4年(1062年)~天養元年(1144年))による三教指帰の注釈書。

成立はわかっていないが、康平6年(1063年)から天養元年(1144年)の間であろうとされる。『真言宗全書』第40巻に所収。

なお、岩波書店日本古典文学大系の解説に、勘注抄は藤原敦光によるものでないとの示唆があるが、後に太田次男により否定されている。


==参考文献==
『真言宗全書解題』真言宗全書刊行会 1937年

『真言宗全書』第40巻 続真言宗全書刊行会 1977年(復刊)

『三教指帰』日本古典文学大系 岩波書店 1965年

太田次男・稲谷祐宣「平安末写三教指帰敦光注について―解題と飜印―」『史学』(三田史学会)第41巻第1号 1968年6月

山本秀人「三教勘注抄における三教指帰と注との訓読について―宝寿院本と尊経閣本との比較を中心に―」『
国語学論集』(築島裕博士傘寿記念)汲古書院 2005年



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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