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三方領知替え[さんぽうりょうちがえ]
三方領知替え(さんぽうりょうちがえ)とは、江戸時代に江戸幕府が行った大名に対する転封処分の手法のひとつ。大名3家の領地(知行地)を互いに交換させることを言う。例えば、領地aを持っている大名家Aを領地bへ、領地bを持っている大名家Bを領地cへ、領地cを持っている大名家Cを領地aへ同時に転封すること。「三方領地替え」「三方所替え」「三方国替え」とも書く。江戸時代を通じて何回か行われている。4家が関係した「四方領知替え」の例もある。 == 慶安2年(1649年) == 陸奥国白河藩主榊原忠次を播磨国姫路へ、姫路藩主松平直矩を越後国村上へ、村上藩主本多忠義を白河へ転封したもの。6月9日に発令された。松平直矩が幼少であり、西国の要として重視されていた姫路藩主は荷重である、とされたため。長じてのちに直矩は姫路藩に復帰している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三方領知替え」の詳細全文を読む
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