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三日月宗近(みかづきむねちか)は、平安時代に作られたとされる日本刀(太刀)である。天下五剣の一つ。日本の国宝に指定されている。 国宝指定名称は「太刀 銘三条(名物三日月宗近) 附 糸巻太刀拵鞘(たち めい さんじょう めいぶつみかづきむねちか つけたり いとまきたちこしらえさや)」。 ==概要== 平安時代の刀工・三条宗近の作で、刀身に鎬と反りのある形式の日本刀としてはもっとも古いものの一つである。「天下五剣」の中でも最も美しいとも評され、「名物中の名物」とも呼び慣わされた。「三日月」の号の由来は、刀身に三日月形の打除け(うちのけ、刃文の一種)が数多くみられることによるものとされる。 制作年代については諸説あるが、古伝書の伝える一条天皇の治世(10世紀末から11世紀初)から12世紀頃の作とみるのが一般的である。 室町時代に編纂された刀剣書である「長享銘盡」には、以下のように記述されている。 このことから、遅くとも室町中期(1489年)には、「三条宗近作の三日月と云う太刀」が人々に知られていたと判断することができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三日月宗近」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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