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三木一草 : ウィキペディア日本語版
三木一草[さんぼくいっそう]
三木一草(さんぼくいっそう)は、後醍醐天皇建武政権下で寵遇を受けた4人の寵臣の呼称。楠木正成結城親光名和長年千種忠顕をあわせて呼ぶ。
名称の由来は、楠木は「クスノ」、結城は「ユウ」、名和は伯耆守であったことから「ホウ」、千種は「チグサ」と4人の姓や官職名に因む。
4人に共通する点は、
*鎌倉幕府体制の下では、日の当たる場所に出ることのなかった出自であること。
*寵恩に誇って高位に昇ったこと。
*その栄耀栄華の期間が極めて短かったこと(4人ともに建武3年(1336年)の湊川の戦い足利軍に敗れて戦死している)。
などである。
南北朝騒乱の初期の段階で4人の軍事指揮官を失ったことで、南朝は軍事的にかなりの劣勢に立たされることとなった。
== 関連項目 ==

*太平記



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三木一草」の詳細全文を読む



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