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三木家住宅 (みきけじゅうたく)は兵庫県神崎郡福崎町にある歴史的建造物。 == 概説 == 三木家は姫路藩英賀城主の後裔で、1655年(明暦元年)に姫路藩主の榊原家に新田開発を命じられ、辻川の地に移ったと伝えられる名家。以来1871年(明治4年)の廃藩置県まで、代々姫路藩の大庄屋として地域に貢献した。 大庄屋であった当時の屋敷・門塀・蔵が現存し、江戸時代の民具、書物など約15,000点を所蔵した。 また、民俗学の祖とされる柳田國男が10歳から12歳頃まで三木家で生活し、著書『故郷七十年』に「三木家の四千冊余の蔵書を乱読したことが民俗学の基礎となった」と書き記している。 2004年11月、三木家当主より福崎町へと移管された。町は、三木家住宅内に体験型の資料館を「2005年度中にも開設する予定」だったという。 各箇所の老朽化による全面修理が2010年11月から行われている〔改修の囲いに巨大屏風絵 福崎・大庄屋三木家住宅 :神戸新聞(2012年12月11日)〕。 == 文化財 == *9棟および表座敷 - 兵庫県指定重要有形文化財(1972年3月24日指定) *表座敷 - 1737年(元文2年)建築 *玄関脇別棟便所風呂 - 1737年(元文2年)建築 *離れ - 1773年(安永2年)建築 *副屋 - 江戸中期建築 *内蔵 - 江戸末期建築、土蔵造 *米蔵 - 江戸末期建築、土蔵造 *酒造蔵 - 江戸末期建築、土蔵造 *角蔵 - 江戸末期建築、土蔵造 *廐 - 江戸末期建築 *表門 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三木家住宅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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