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上田実親[うえだ さねちか] 上田 実親(うえだ さねちか、弘治2年(1556年)? - 天正3年1月29日(1575年3月11日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。備中国の戦国大名三村氏の家臣。鬼身城主。三村家親の四男。また三村元親の弟にあたる。子に勝親、吉親。 == 経歴 == 備中国を統一した三村氏の四男で、かつては三村実親を名乗った。現在の総社市北部水内庄で勢力を持っていた上田氏の上田家実(一説によると上田阿西とも)の養子となり、上田氏の居城である鬼身城の城主となる。鬼身城は、街道玉島往来の要衝にあり、備中松山城に対する要塞の機能を持った重要な城であった。 備中兵乱が起こると三村氏側の居城が次第に毛利氏に落とされていき、天正3年(1575年)1月23日に鬼身城も毛利勢の大軍に包囲された。実親と城兵は苦戦を強いられ、1月29日実親は城兵の命と引き替えに20歳の若さで自刃し、鬼身城は落城、毛利氏の居城となり宍戸氏が入城した。この鬼身城襲撃は、義父である上田家実が毛利氏に内通していたのが要因といわれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上田実親」の詳細全文を読む
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