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三条通り[さんじょうどおり]
三条通り(さんじょうどおり)は、奈良県奈良市にある街路。県庁所在地である奈良市中心市街地を、東西に貫く目抜き通りで、奈良市の主な商店街の一つでもある。 == 概要 == 春日大社の鳥居から西方向へ尼ヶ辻まで伸びる奈良市の通り。暗越奈良街道の奈良県側終点付近に含まれる。現在ではJR奈良駅より東側を指すことが一般的で、各種店舗や飲食店・ホテル・金融機関・コンビニなどが軒を並べ通行人で賑わう。歴史ある地元向け老舗店と観光客向けの土産店などが混在するが、近年は全国チェーンのレストラン、カフェ等も増えている。奈良市街地の中心であるが、道路幅は狭い(8m)ため、16mに拡張することが、戦前より都市計画決定されている。平成9年には、都市計画実施のための地区計画が条例化され、平成14年以降は、計画区域内道路予定敷地での建築が規制され、セットバックが進んでいる。それによる建て替えで、店舗の閉鎖が相次いでいる(そのため、下記の「沿道施設」に書いてある店舗も、移転や閉鎖により、必ずしも最新の状況になっているとは言えない)。なお、拡幅後も、車道は現行同様の東行き一方通行(猿沢池~一の鳥居をのぞく)1車線(一部停車帯が附属)のままで、歩道部分が広がる事になっている。日曜祝日は歩行者天国となる(土曜日は車が入ってくる)。バサラ祭りや三枝祭(ゆり祭り)・采女祭・春日若宮おん祭などの行事でパレードのメインルートとして利用される。名称は平城京の条坊制における三条大路に由来する。(他には一条通りが現存する)近鉄奈良駅周辺では、やすらぎの道・小西さくら通り・東向通り・餅飯殿通りなどと交差する。やすらぎの道や餅飯殿通りを南に下ると、ならまちが広がる。やすらぎの道を北へ向かうと奈良きたまちや鴻池運動公園・奈良テレビ放送・奈良ドリームランド(閉鎖済)などへ至る。 好天の日は両側のビルの合間に聳える春日山の緑が美しい。 国道24号奈良バイパス供用開始までは、三条通りのうち国鉄奈良駅(当時)~一の鳥居の区間が国道24号の一部であった。 JR奈良駅前交差点(県道木津横田線)より西側では、2車線両面通行であるが、三条栄町交差点以西が「三条菅原線」として大宮通り線整備と同時に拡幅工事がおこなわれ2010年3月24日に三条栄町交差点~大宮道路合流地点までが4車線で供用開始した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三条通り」の詳細全文を読む
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