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三枝 康高(さいぐさ やすたか〔、1917年2月11日 - 1978年3月27日)は、日本近代文学研究者、文芸評論家、元静岡大学教授。 神奈川県出身。東京帝国大学卒。在学中に亀井勝一郎、太宰治と相知り、『日本浪漫派』に参加。創作・評論活動をおこない、戦後静岡大学教育学部助教授、のち教授。 1959年「日本浪曼派の運動」のほか、太宰、川端康成、三島由紀夫など昭和期作家、および国学の研究・評論に幅広く活躍した。娘は作家の丸茂ジュン。 == 著書 == *大人前 杓谷熊平 1939 *谷崎潤一郎 福村書店 1957(国語と文学の教室) *太宰治とその生涯 現代社 1958 *日本浪曼派の運動 現代社 1959 *思想としての戦争体験 桜楓社出版 1960 *川端康成 有信堂 1961(文化新書) *近代文学の理想像 塙選書 1961 *現代知識人の心情 戦後名作鑑賞 信貴書院 1961 *賀茂真淵 吉川弘文館・人物叢書 1962 *太宰治 ナルシシズムと愛 有信堂 1962 *戦後文学の流れ 有信堂 1963(文化新書) *文学による太平洋戦史 第1 有信堂 1965 *文学教材の構造をつかむ読解 明治図書出版 1966 *国学の運動 風間書房 1966 *現代史のなかの作家たち 人間疎外と文学 有信堂叢書 1966 *日本浪曼派の群像 有信堂叢書 1967 *太宰治と無頼派の作家たち 南北社 1968 *構造分析の読解 明治図書出版 1969 *谷崎潤一郎論考 明治書院 1969 *文学の指導過程 国土社 1970 *愛と情熱の主人公たち 現代名作鑑賞 有信堂 1972 *森鴎外その詩と人生観 桜楓社 1972 *国語教材の読解と授業 新光閣書店 1973 *作家との対話 わが青春の試み 南窓社 1973 *井上靖 ロマネスクと孤独 有信堂 1973 *昭和文学史の論点 近代と反近代の系譜 桜楓社 1974 *静岡藩始末 大政奉還後の徳川家 新人物往来社 1975 *太宰治とその周辺 無頼派の作家と作品 有信堂 1975 *三島由紀夫・その血と青春 桜楓社 1976 *現代文学のなかの戦後 笠間書院 1978.1 *川端康成・隠された真実 新有堂 1979.6 *三枝康高著作選集 1 新有堂 1980.9 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三枝康高」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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