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三次構造[さんじこうぞう] 生化学において三次構造(さんじこうぞう、)は、タンパク質やその他の高分子が取る三次元構造で、その空間配置は原子座標によって定義される。〔International Union of Pure and Applied Chemistry. "tertiary structure ". Compendium of Chemical Terminology Internet edition.〕 ==一次構造との関係== 三次構造は、タンパク質の一次構造、つまりタンパク質を構成するアミノ酸配列に大きく依存すると考えられている。一次構造から三次構造を予測する試みはタンパク質構造予測として広く知られている。しかし、タンパク質が合成されたり折り畳まれたりする時の外部環境もまた最終形状の大きな決定因子で、現在の予測法では直接考慮されないことが多い。(ほとんどの手法は予測対象のタンパク質の配列と、蛋白質構造データバンク (Protein Data Bank, PDB) に含まれる既知配列を比較することに頼っており、そのため環境は、ターゲット配列と参考配列が類似の細胞環境を共有すると仮定して間接的に考慮される。)CAS と呼ばれる大規模実験が、2年に1度、最新の予測法の性能を比較している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三次構造」の詳細全文を読む
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