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三段シート[さんだんしーと] 三段シート(さんだんシート)とは、オートバイのシートの一種で、運転席と後部座席に段差を持つシートの後部を高くして背もたれのような形状としたものを指す。運転者の着座部、後席乗員の着座部、後席乗員の背もたれ3段で構成されていることからこのように呼ばれる。 == 概要 ==
1970年代、暴走族が乗るオートバイにおける改造手法のひとつとして始まった。当初は自作によって製作されるのが主流であったが、一部業者が製造を始め、鉄板などの補強を講じて背もたれ部分が次第に大型化していった。背もたれ部が高いものほど重量や空気抵抗により車体の走行性能が損なわれたり、高さ制限のある高架下の通行ができないこともある。また、保管場所に大きな空間を要するなど、制約は多い。 背もたれの後ろは文字などで装飾されたり、自動車用オーディオのスピーカーを埋め込むこともある。 ホンダ・モンキーやホンダ・カブなどの原付バイクの改造パーツとしても販売されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三段シート」の詳細全文を読む
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