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三段論法 : ウィキペディア日本語版
三段論法[さんだんろんぽう]

三段論法(さんだんろんぽう、, シュロギスモス〔原義は「推論術」といった程度の意味。〕、、)は、論理学における論理的推論の型式のひとつ。典型的には、大前提、小前提および結論という3個の命題を取り扱う。これを用いた結論がであるためには、前提が真であること、および論理の法則(同一律無矛盾律排中律、および充足理由律)が守られることが必要とされる〔エス・エヌ・ヴィノグラードフ、ア・エフ・クジミン『論理学入門』西牟田久雄、野村良雄訳、青木書店(青木文庫)1973年、157頁
〕。
アリストテレスの『オルガノン』(『分析論前書』『分析論後書』)によって整備された。
== 語義 ==
もともと言語依拠段階的推論法というような意味合いである。3段と限定されてはいない。そのように限定されるかのような誤解を招く邦訳語であるが、古代ギリシアが確立したものが3段構成だったために、欧米文明へ向けての開化という実際目的に即した訳語が作られた。インド固有の三段論法では5段構成である。「三段論法」が3段構成であるとは限らない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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