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三段跳(さんだんとび)は、陸上競技の跳躍競技に属する種目で、ホップ・ステップ(スキップ)・ジャンプと三回跳び、その距離を競う競技。助走をつける走り三段跳と助走をつけない立ち三段跳があるが通常立ち三段跳が行われることはない〔オリンピックでは1904年のセントルイスオリンピックを最後に公式種目から除外されている〕ので本項では走り三段跳について述べる。 == 解説 == ホップとステップは同じ脚で連続的にすることになる。例えば、右足で踏み切った選手はさらにステップも右足、ジャンプを左足で行う。 多くの世界的・国内の主要な試合では、踏み切り板は砂場の手前の端から13m離れている。ただし、高校においては11m、中学においては9mなど、競技者のレベルに合わせて調節される。 日本の織田幹雄は1928年のアムステルダム・オリンピックで15メートル21を跳び、日本人初となるオリンピック金メダルをもたらした。 また同じく日本の南部忠平 (1904 - 1997) は、1932年に開催されたロサンゼルス・ オリンピックの三段跳に出場し、15メートル72の世界記録(当時)を樹立して金メダルを獲得。さらに、1936年のベルリンオリンピックでは田島直人が16メートル00の世界記録(当時)で金メダルを獲得し日本が三連覇、その後の競技の発展に大きく貢献した。 なお、国立霞ヶ丘陸上競技場の第4コーナーにある掲揚柱「織田ポール」の高さは、織田幹雄がアムステルダムオリンピックで記録した15メートル21センチである。 陸上競技における正しい表記は三段跳であるが、学校教育や新聞記事など陸上競技関係者以外が多く関わる場面では三段跳びと表記されることもある。 女子は1926年から日本記録として公認されてきたが、戦後一旦公認対象種目から外された。その後1986年から再度日本記録として公認されて現在に至っている。〔陸上競技マガジン1999年記録集計号329p〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三段跳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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