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三重鉄道シハ81形気動車 : ウィキペディア日本語版 | 三重鉄道シハ81形気動車[みえてつどうしは81がたきどうしゃ] 三重鉄道シハ81形気動車(みえてつどうシハ81がたきどうしゃ)は、三重鉄道(現在の近鉄内部・八王子線の前身)が1941年11月に自社工場で既存の客車を改造して導入した、40人乗り気動車(代燃動車)である。 == 概要 == 既存の2軸ボギー式木造客車であるホハ11〔中勢鉄道ボコ1→中勢鉄道ハニ1。1921年梅鉢鉄工場製。〕の床下に中古の自動車用ガソリンエンジンを装架、片方の車端に代燃装置を外付けしたものである。 同系車として、ホハ11の同型車であるホハ12 - ホハ14のいずれかを種車としてシハ82へ改造することが計画され、計画図も残されている〔ただし、残された図では、シハ81とは異なった構成とすることが計画されていたことが見て取れる。〕が、こちらは1943年の国鉄名松線開業に伴う中勢鉄道線の廃止で同線から両運転台を備える正規のボギー式気動車が譲受されたためか、あるいは先行して改造された本形式の実用性が乏しいことが問題視されたのか、計画が中止あるいは改造後早々に客車に戻されたと見られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三重鉄道シハ81形気動車」の詳細全文を読む
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