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三重鉄道ジハ31形気動車 : ウィキペディア日本語版
三重鉄道シハ31形気動車[みえてつどうしは31がたきどうしゃ]

三重鉄道シハ31形気動車(みえてつどうシハ31がたきどうしゃ)は、三重鉄道(現在の近鉄内部・八王子線の前身)が1928年3月に日本車輌製造(日車)本店でシハ31 - シハ34の4両を製造した、762mm軌間用の30人乗りガソリン動車である。
ここでは近隣の四日市鉄道(現在の近鉄湯の山線の前身)が同年7月に同じく日車本店で製造し、四日市鉄道の三重鉄道への合併後追番でシハ35・シハ36となった、同系車のジ41・ジ42を合わせて取り扱うこととする。
==概要==
1927年3月竣工の井笠鉄道ジ1・ジ2に始まり、以後1930年代前半まで瀬戸内・東海地方を中心とする地方の中小鉄軌道に大量に導入された、自動車の動力装置〔主としてT型フォードが多用された。〕を流用した一連の日車本店製単端式気動車〔商標名をそのものずばりの「軌道自動車」と呼称する。なお、単端式気動車とは機関を車端部に装架し、逆転機を持たず運転台方向に走行する片運転台式の内燃動車である。運用に当たっては終端駅での方向転換を要し、デルタ線ループ線、あるいは転車台の設置が必要であった。〕のうちの乗合自動車(バス)型車の典型例の一つである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三重鉄道シハ31形気動車」の詳細全文を読む



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