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三門原子力発電所[みかどげんしりょくはつでんしょ]
三門原子力発電所 ()は中華人民共和国浙江省台州市三門県に建設中の原子力発電所。1号機と2号機の着工は2008年2月26日に行われ、3号機と4号機の建設は2009年に始められることが計画されていた。1号機は2013年に送電網に同期される予定でありそれ以外の3機は2014年から2015年に計画されている。
== 概要 ==
三門原発はウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニーが開発したAP1000の初めての導入である。計画開始の公表はウェスティングハウスが入札コンテストで他の企業に勝ってからおよそ12ヵ月後に行われた。新炉のための契約にはウェスティングハウスの少数株主のも含まれた。ショー・グループはエンジニアリング、調達、試運転、情報管理とプロジェクト管理サービスを提供する〔''The Wall Street Journal''. Westinghouse and Shaw Sign Historic Contracts to Provide Four AP1000 Nuclear Power Plants in China 〕。最初の2基の費用は400億人民元(約59億US$)以上と見積もられている。
1号機のための掘削は2008年に始まった。縦孔の品質は計画より67日間前倒しで認定され〔"Sanmen excavation completed early ". ''World Nuclear News''. September 2, 2008.〕、2009年4月19日に1号機の建設が開始され、最初の5,200立方メートルのコンクリートが打ち込まれた。式典には国家核電技術有限公司(SNPTC)の王炳華とウェスティングハウスのアリス・カンドリスが出席した〔"1st phase of Sanmen nuclear plant under construction in E China ". ''Xinhua''. April 19, 2009.〕。2号機のコンクリート打ち込みは2009年12月15日に始まり、国家核電技術有限公司は計画が6週前倒しで進められていると公表した。これは2014年の6月に運営を開始できることを意味している。
実際には建設は遅れており、2015年10月31日になってようやく1号機の圧力容器耐圧テストが完了した。この時点で1号機の運転開始は2016年9月の予定である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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