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三陸鉄道36-300形気動車(さんりくてつどうさんりく300がたきどうしゃ)は、かつて三陸鉄道で使用されていた気動車である。 本稿では、同形の36-400形気動車についても記す。 == 概要 == 1989年に開催された横浜博覧会における臨港線(日本丸駅 - 山下公園駅)での列車運行に際し、同博覧会協会所有車として新潟鐵工所で2両編成2本が製造された。基本的に新潟鐵工所の軽快気動車NDCに準拠しているが、車体や内装(東急車輛製造が担当)は贅を凝らしたつくりとなっている。明治時代の路面電車風のレトロ調デザインが特徴で、屋根を二重屋根とし、前照灯を前面下部に設置していた。製造時期が改元に重なったため、「昭和64年製」の銘板が珍しかった。 博覧会終了翌年の1990年に岩手県が1億8600万円で購入、前面窓の固定と300形へのトイレの設置を行い、三陸鉄道に入線した。 ジャンパ線の関係で従来車との総括制御ができなかったため、単独の運用を組んで使用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三陸鉄道36-300形気動車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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