|
上側頭回(じょうそくとうかい、)は、ヒトの脳の側頭葉にある3つ (場合によっては2つ) の脳回の1つである。 上側頭回は以下の脳溝によって境界が定義されている。 * 外側溝による上方の境界 * 上側頭溝 (人によっては見つからないことも) による下方の境界 * 後頭前切痕から外側溝までの仮想的な線による後方の境界 上側頭回は以下のようないくつかの重要な脳の構造を含んでいる。 * ブロードマンの脳地図における41野と42野は音の感覚を担う皮質領域である一次聴覚野にあたる。 * ウェルニッケ野 (ブロードマンの脳地図における22野) は音声言語処理を担う重要な領域である。 ==画像== File:Superior temporal gyrus animation small.gif|上側頭回の位置を様々な角度から見たアニメーション。赤く塗られているところが上側頭回。 File:Gray726 superior temporal gyrus.png|ヒト左大脳半球の外側面を横から見た図。オレンジ色のところが上側頭回。 File:Gray726 lateral sulcus.svg|外側溝。上側頭回の上側の境界を定める脳溝。 File:250px-Gray726-STS.png|上側頭溝。上側頭回の下側の境界を定める脳溝。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上側頭回」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|