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上側頭溝[じょうそくとうこう]
上側頭溝(じょうそくとうこう、英:Superior temporal sulcus)は、側頭葉にある脳溝のひとつ。外側溝と平行にそのすぐ下を走り、上側頭回と中側頭回を分ける。前端が側頭極、後端が頭頂葉の角回まで伸びる。 この領域の機能的側面については、他者がどこを見ているかを認識することと関わるという報告 〔Campbell, R., Heywood, C.A., Cowey, A., Regard, M., and Landis, T. (1990). Sensitivity to eye gaze in prosopagnosic patients and monkeys with superior temporal sulcus ablation. ''Neuropsychologia, 28''(11), 1123-1142.〕、また、他者の感情がどこへ向けられているかを判断すること、生物の動き(biological motion)を認識すること、などと関わる〔Grossman, E. D. & Blake, R. (2001). Brain activity evoked by inverted and imagined biological motion. ''Vision Research, 41'', 1475-1482.〕といった報告がある。 == 画像 ==
File:Superior temporal sulcus2.png|上側頭溝の様々なパターン。連続的なもの、2つに分離しているもの、3つに分離しているもの。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上側頭溝」の詳細全文を読む
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