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上加納村(かみかのうむら)はかつて岐阜県稲葉郡に存在した村である。 現在の岐阜市の中心部の東部、水道山の南から新荒田川にかけての地域に該当する。 岐阜市が市制施行時に、村の北部が編入されたが、この地域には現在のJR岐阜駅や名鉄岐阜駅周辺、柳ヶ瀬など、現在の岐阜市の中心部が含まれていた。 == 歴史 == * 江戸時代後期、この地域は美濃国厚見郡であり、加納藩領であった。 * 1872年(明治5年) - 東加納村、西加納村、南加納村、北加納村、美園町が合併し、上加納村となる。 * 1888年(明治21年)時点の人口は、4386人〔岐阜県町村合併史〕。 * 1889年(明治22年)7月1日 - 岐阜町〔正確には51の町(本町、中竹屋町、東材木町、西材木町、上大久和町、上今町、下今町、北今町、中今町、上新町、中新町、下新町、大和町、相生町、米屋町、魚屋町、下大久和町、布屋町、釜石町、扇町、木造町、万力町、上竹屋町、笹土居町、榊町、七曲町、松屋町、若松町、甚衛町、愛宕町、錠鍛屋町、加茂町、珠城町、末広町、久屋町、中大久和町、堀江町、加和屋町、間之町、矢島町、白木町、靭屋町、栄町、上門町、常盤町、蜂屋町、大工町、桜町、車之町、山下達目洞、伊奈波境内)〕、富茂登村、稲束村、小熊村、今泉村、及び上加納村北部〔字町邸、字金園、字西屋敷、字高厳、字柳ケ瀬、字神室(金神社裏作道以東)、字長住(東海道本線以北)〕が合併し市制施行。岐阜市となる。 * 1896年(明治29年)4月18日 - 方県郡の一部、厚見郡、各務郡が合併し、稲葉郡となる。上加納村は稲葉郡となる。 * 1903年(明治36年)4月1日 - 岐阜市に編入される〔字室津、字清田、字玉姓、字松鴻、字田生越、字祈年、字一松道、字五坪、字鶴田、字田神、字八頭、字瑞龍前、字金勝森、字上加納、字神室(金神社裏作道以西)、字長住(東海道本線以南)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上加納村」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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