|
上口 龍生(かみぐち りゅうせい、1969年1月2日 - )は、日本のプロマジシャン。和妻師。東北学院大学工学部電気工学科卒。事務所に所属せずフリーで活動している。〔フリーです。 〕 == 人物 == 幼少の頃からマジックをはじめ、19歳の頃の学生時代より本格的にマジックの勉強をする。大学を卒業し、某有名エンジニアリング系会社に就職するもマジシャンの夢を捨てきれず、藤山新太郎のマジック事務所である東京イリュージョンに再就職し1992年より3年間の修行を勤めた。SAMジャパンの創設メンバーであり、SAMジャパンの事務局の運営に携わっていた。その当時からプロとしての活動を始め、オリジナル版の『胡蝶の舞』を1993年に発表する。1994年にはオーストラリア政府主催『ジャパンフェスティバル』にゲスト出演し、シドニーのオペラハウスにてくだんの『胡蝶の舞』を披露し、江戸時代から続くマジックの存在をアピールした。 1995年にはSAMジャパン主催『マジック・オブ・ザ・イヤー』優勝、UGM主催『ワールドマジックサミット・ジャパン』優勝、不思議倶楽部主催『なにわのマジックコンベンション』第一位、と三大タイトルを制覇した。現在でも1年間で三冠達成した記録は破られていない。 その後、バーディー・コヤマ、深井洋正、松旭斎八重子美重子、松旭斎美智、シオミ、ケン正木など多くのプロマジシャンを輩出した村上流手品道場の門を叩き、その主宰である村上正洋に師事し村上流マジックを学ぶ。 1996年には、アメリカのワシントンで行われた『ワールドマジックサミット』のゲストとして呼ばれ、マジックの殿堂と呼ばれるロサンゼルスの『マジックキャッスル』に単独出演する。 和妻と呼ばれる江戸時代から続く日本独自のマジックの継承者としてだけではなく、日本におけるプロとしてのクロースアップマジックの先駆けの一人でもある。また他ジャンルとのコラボレーションも積極的に行い、特にスーパー腹話術のいっこく堂とのコンビでは全国のホテルや劇場などで大絶賛された。 主にスライハンドマジックと呼ばれるネタや仕掛けを用いない技術的マジックを得意とし、激しい動きや音楽に合わせた独自のスタイルを持つ。イリュージョンマジックの分野においてもプリンセス・テンコー(二代目引田天功)によるプロデュース『東京魔術団』のリーダーとしても活躍した。 2002年には世界的日本人マジシャンである島田晴夫に師事し、島田オリジナルの『傘出し』『鳩出し』『八ツ玉』を伝授される。 最近ではマジシャンという演技者の活動にとどまらず、執筆活動や研究活動、マジック演出、マジックバーの経営〔いよいよ今日だ、オープンだ! 〕も行っている。深田恭子主演『富豪刑事デラックス』、WaT主演『My favorite Girl』ではいずれもマジックアドバイザーとしてクレジットされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上口龍生」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|