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上州戦争[じょうしゅうせんそう]
上州戦争(じょうしゅうせんそう)とは、群馬県で繰り広げられた日本の政治闘争の俗称である。福中戦争とも言われる。 福田赳夫と中曽根康弘の政治的地位の上昇により、選挙区のみならず国政に関しても重要な争いとなった。 == 沿革 == 高崎市(旧群馬郡金古町)出身の福田赳夫と、同じく高崎市(中心部)出身の中曽根康弘の、後に内閣総理大臣に就任する大物政治家が衆議院旧群馬3区で選挙区を同じくしていたことから、2人の間でトップ当選をめぐる激しい争いが行われたことに端を発する。 この選挙区には、中曽根と福田の他に、小渕恵三(第84代内閣総理大臣。中之条町出身だが事務所は高崎市)や山口鶴男(日本社会党書記長、総務庁長官、草津町出身)という、1選挙区としては日本一豪華な顔ぶれが揃っていたことで、さらに対立が激化した。 群馬県政は、基本的に福田派と中曽根派に分けられ、県議会も二派を形成した。なお、中曽根が現職の内閣総理大臣のときの衆議院選挙では、福田にトップ当選をとられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上州戦争」の詳細全文を読む
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