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鉈尾山城[なたおやまじょう]
鉈尾山城(なたおやまじょう)は、戦国時代の美濃国武儀郡上有知(現在の岐阜県美濃市)に存在した日本の城(山城)。別名、上有知城(こうずちじょう)。 == 概要 == 上有知北方の古城山(標高437m)山頂に築かれた城。古城山は、古名の七尾山が鉈尾山となり、別名を築城者佐藤清信の姓にちなんで、藤白山、藤城山などと言われていた。 『上有知旧事記』によると、山頂の城は南北18間、東西20間で、四方を釣壁の塀に囲まれた要害であった。釣壁の釣縄を鉈一本で切断し、壁を断崖に落として何千騎でも防ぐことができ、七尾山が鉈尾山と呼ばれるようになったのはこのためだという〔。 あまり大規模ではなく、平時は物見を置き、有事には拠点として戦ったり籠城したりするための城砦と見られる。城下町は余取川が長良川に合流する付近一帯の低地にあり、現在は保寧寺跡、古町、古城跡、金屋街道、小者町等の小字名が残る。古城跡には城主佐藤氏の居館があったと推定されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉈尾山城」の詳細全文を読む
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