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上本博紀 : ウィキペディア日本語版
上本博紀[うえもと ひろき]

上本 博紀(うえもと ひろき、1986年7月4日 - )は、阪神タイガースに所属する広島県福山市出身のプロ野球選手内野手)。2014年からは、阪神の選手会長を務めている。
== 経歴 ==

=== プロ入り前 ===
福山市立松永小学校4年生の時に「松永ソフトボールクラブ」にてソフトボールを始めた。中学時代には地域の軟式野球のクラブチーム「松永ヤンキース」に所属し、1年生の秋から1番・二塁に定着。3年生のときには年間約60試合のリーグ戦のなかで122個の盗塁を記録した。
広陵高校時代には1年夏から甲子園に4季連続で出場し、2003年の選抜高等学校野球大会では1番打者として西村健太朗白濱裕太らと共に優勝に貢献。21打数で選抜大会の個人最多安打記録タイまであと1安打に迫る12安打、3打点を挙げた。同年の全国高等学校野球選手権大会ではチームは2回戦で敗退したものの、先頭打者本塁打を含む10打席連続出塁(6打数6安打4四球1本塁打)を記録した。その年に行われたアジアAAA選手権に2年生ながら日本代表に選出され、最優秀守備選手賞を獲得した。
主将を務めた2004年の選抜高等学校野球大会には、チームの捕手不足のためコンバートされ、3番・捕手として出場した。全国高校野球選手権大会の広島地方大会では1番・二塁に戻ったが、準々決勝で岩本貴裕を主将に擁する広島商に敗れ、5季連続甲子園出場はできなかった。
早稲田大学スポーツ科学部への進学後は、東京六大学野球のリーグ戦に、1年時からレギュラーで出場。在学中の全104試合でフルイニング出場を果たしたほか、4年時には主将も務めた。リーグ戦では、通算で411打数109安打、打率.265, 4本塁打、46打点を記録。通算109安打は当時リーグ歴代13位の記録で、在学中のリーグ戦全試合フルイニング出場は、慶應義塾大学時代の高橋由伸以来であった。また、ベストナインを5回受賞したほか、4年春には同大学との1回戦でホームスチールを成功させた。
さらに、第35回日米大学野球・第3回世界大学野球代表第36回日米大学野球代表第4回世界大学野球代表を経験。いずれの大会でも、レギュラー二塁手として活躍した。
2008年のプロ野球ドラフト会議で、阪神タイガースから3巡目で指名。契約金7,000万円、年俸1,000万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は4で、早稲田大で主将を務めた選手が阪神へ入団した事例は、後に二遊間を一緒に守る鳥谷敬(2004年自由獲得枠)以来であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「上本博紀」の詳細全文を読む



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