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上杉志朗 : ウィキペディア日本語版
上杉志朗[うえすぎ しろう]

上杉 志朗(うえすぎ しろう、1965年11月 - )は、日本経営情報学者松山短期大学学長。京都府出身。大阪大学博士(国際公共政策)、ハーヴァード大学修士(Master in Public Administration) 。専門は経営情報学、情報社会学。特に電子商取引と情報デザイン、社会情報学とソーシャルビジネスを主たる研究領域としている。
研究の方向は、営利組織および非営利組織における情報技術の有効利用について政策科学的手法によって分析している。NPO(非営利組織)マネジメント論等の講義も担当。
2001年大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了後、松山大学専任講師、助教授、准教授を経て教授。1998年と2004年から2005年にかけてオーストラリア国立大学において客員研究員。日本NPO学会理事(2001年 - 2005年)日本情報経営学会理事(第10期)。
所属学会:IEEE(米国)(SSIT Japan Tresurer)、日本情報経営学会、日本NPO学会、電子情報通信学会社会情報学会経営情報学会、International Telecommunication Society(ITS)(米国)、オーストラリア学会、The Japan Studies Association of Australia(JSAA)(オーストラリア)。
== 略歴 ==
大阪大学在学中の1987年に文部省学生国際交流制度により、オーストラリア国立大学へ留学。当初、聴講生として、経済学部科目を聴講しながら、キャンベラ大学においてELICOS 修了。その後は経済学部の正科生として、Peter Drysdale、Colin R. McKenzieに師事。
1989年に大学卒業後は、東京銀行に入社し、本店営業部を皮切りに、営業一部市場課などで勤務。
1992年外務省経済協力局国際機構課に研究調査員として出向。OECDのDAC(開発援助委員会)におけるFA/WP(Working Party of Financial Aspect)およびOECD開発センターを担当。1992年に日本国際問題研究所において開催されたグッド・ガバナンス会議では、当時FASID(国際開発高等教育機構)に在籍中であった徳川家広氏と、事務局において会議構成を担当。橋本審議官(当時)の演説原稿を作成。1994年にコロンボ(スリランカ)で開催されたOECD開発センターとコロンボ・プランとの合同コンファレンスでは、深作喜一郎OECD開発センター主任研究員らと協力して「南南協力(South-South Cooperation)」の概念と名称を復活させ、服部則夫審議官(当時)の演説として表明された。
1994年に2年間の出向を終えてからは、東京銀行において新規取引先開拓の営業担当として2年間従事した。
その後、1996年に米国ハーバード大学ケネディスクール(Harvard Kennedy School)の修士課程に留学し、Pippa Norris、Jay Rosengardに師事。修士研究論文(Reading & Research)はRosengard博士の指導による"Microfinace Securitization"である。
1998年融資企画部を最後に東京三菱銀行を退職し、1999年大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程に入学。グロービス・マネジメント・スクール神戸市外国語大学において非常勤講師を勤めながら2001年に博士課程を修了、大阪大学博士(国際公共政策)を取得する。
2007年2月には、国立情報学研究所岡田仁志准教授らと共に、台湾国立中山大学実践大学、財団法人資訊工業策進会、中華経済研究院との合同国際会議"International Congress on IT enabled Services"を企画し、中村時広松山市長(当時)を基調講演者に迎え、台北の実践大学にて開催。2008年には、国立情報学研究所国際高等セミナーハウスにおいて第二回が開催された。成果物は「Journal of Informatics and Regional Studies Vol.1 No.1」(ISSN1883-5104, Center for E-Business Studies, Uesugi Laboratory, Matsuyama University刊)にまとめられている。その後、IT enabled Servicesをテーマに、IEEEとIPSJが共催したSymposium on Application and the Internet (略称SAINT)においてWorkshopが2011年まで毎年開催された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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