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上毛新聞(じょうもうしんぶん)は、上毛新聞社が編集・発行する群馬県の県域地方新聞。1887年(明治20年)創刊。 == 概要 == 朝刊のみの発行で、発行部数(日本ABC協会調べ)は約31万部〔上毛新聞社広告局媒体資料 〕。県内普及率は4割を超え、読売新聞や朝日新聞を抑えて最も購読されている。関東の地方紙としては、栃木県の下野新聞とともに、全国紙を上回るシェアを持つ数少ない新聞である。 全国でも珍しく、政治・社会・地域ニュースなどを掲載する本紙と、スポーツ・芸能・放送番組表の第2セクション「上毛スポーツ」の2セクション1セットで発行している。 推理作家の横山秀夫は、同社の社会部記者を務めていた。代表作のひとつ『クライマーズ・ハイ』は、横山が記者時代に遭遇した日本航空123便墜落事故取材の体験をまとめ上げたもの。小説のなかで出てくる「北関東新聞」は上毛新聞をモデルとしつつも、作品中に同紙がライバル紙として書かれている。また、本作の重要なコンポーネントとなる「大久保連赤」とは、大久保清連続殺人事件と連合赤軍事件のことであり、これは全国的に知られた群馬の有名な事件のことである。大久保事件当時、横山の上司であった高橋康三(その後、同社元社長)は、全国紙に先んじて大久保本人への取材をしていたことから、事件及び大久保のことを詳細に解説できる記者として全国メディアにも登場した。 毎年元日には、同紙社長と群馬県知事との新春鼎談が掲載されている。2005年の元日にはNHK総合テレビジョン連続テレビ小説「ファイト」が群馬県高崎市が舞台であるということで、ヒロイン・木戸優を演じた本仮屋ユイカが、2010年にはNHK大河ドラマ「天地人」の原作者で、上毛新聞、信濃毎日新聞、新潟日報の3紙に小説「真田三代」を連載した作家の火坂雅志がそれぞれゲストとして参加した。 2011年6月10日、渡辺幸男社長就任 2013年4月1日、松井秀喜、長嶋茂雄への国民栄誉賞の授与をスクープした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上毛新聞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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