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上毛電気鉄道350型電車 : ウィキペディア日本語版
上毛電気鉄道300型電車[じょうもうでんきてつどう300がたでんしゃ]

上毛電気鉄道300型電車(じょうもうでんきてつどう300がたでんしゃ)は、かつて上毛電気鉄道に在籍していた通勤形電車東武鉄道3000系1989年平成元年)から翌1990年(平成2年)にかけて譲り受けたものである。
本項では本系列の代替目的で導入された350型(元東武3050系)についても記述する。
== 概要 ==

=== 300型 ===

* デハ310型 (311 - 319)
* クハ330型 (331 - 339)〔台車統一後の車番。後述の通り、竣工当初は装備している台車の違いによって320番台・330番台・350番台にそれぞれ区分されていた。〕
老朽化が著しかった230型の代替を目的として東武3000系を計24両譲り受け、うち2両編成9本18両を300型として導入した〔24両のうち、中間電動車モハ3321・3327および付随車サハ3221・3227の4両は当初より部品確保目的で譲り受けたものであった。モハ3101・クハ3401の2両は一旦デハ311・クハ331として入籍したものの、直後に屋根の腐食が発見されたため、状態不良が判明し急遽モハ3127・クハ3427を譲り受けて差し替え、モハ3101・クハ3401は部品取り車とされた。上毛311編成の竣工日(1989年7月19日)と種車である東武3127編成の除籍日(1990年3月20日)に矛盾が生じているのはこのためである。〕。なお、同系列の譲受については1986年(昭和61年)頃より、既に上毛電鉄側から打診を行っていたとされている。
入線に際しては、前面の渡り板の撤去や塗装変更、客室内への車掌用扉開閉スイッチの増設程度の小改造が施工された程度で、その他はほぼ東武在籍当時の仕様のまま竣工した〔そのため、編成によっては優先席の数が異なっていた。これは種車である東武3000系の6両固定編成における優先席が両先頭車に設置されていたことに起因し、元6両固定編成の先頭車であった312・315編成がそれに該当する。〕。
車体塗装は旧在籍会社の塗装をそのまま引き継いでいた230型とは一転し、上毛独自のデザインに変更された〔上毛電気鉄道は赤城駅東武桐生線と接続しており、東武在籍当時の塗装のままでは誤乗車を招く恐れがあることから、それを防止する目的も込められていた。〕。これは前橋市内の専門学校のデザイン専攻学生らから募集、選定したものである。フィヨルドグリーン(青緑)とベージュのツートンカラーをベースに、腰部に白帯を、客用扉付近を除く側面窓周りにフェニックスレッド(赤)をそれぞれあしらったもので、側面窓周りの赤塗装が平行四辺形状(先頭部および車端部は台形状)に斜めカットされたデザインとされたことも相まって、非常に派手な印象を与えるものであった〔この塗装は300型に留まらず、赤帯を省略したものが戦前製のデハ101にも一時施されたほか、フィヨルドグリーンは後継形式の700型にも部分的に受け継がれた。更には駅建物の塗装などにも用いられるなど採用域が広がり、1990年代以降の上毛電鉄における一種の企業イメージカラーとなっている。〕。また、元の前面種別表示幕部分には車番を表示する青地のプレートがはめ込まれ、デザイン上のアクセントとなっていた。
なお、竣工当初クハは装備している台車の違いによって320番台・330番台・350番台にそれぞれ区分されていたが、末尾は通し番号とされていた。
;台車の相違による番台区分


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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