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上海事件 (1988年) 上海事件 (しゃんはいじけん)とは、1988年11月に中華人民共和国の上海市に設けられている日本の総領事館に「就学ビザ」発給を求める就学ビザ申請者が、大挙押し寄せた出来事。 ==背景== 1988年、日本への就学生新規入国者数は 35,107人 であった〔岡 1996, P.184〕。これは前年である1987年の新規入国者数13,915人の約2.5倍にのぼり、内80.5%の28,256人が中国からの就学生であった〔。この中国からの就学生の増加には、就学と偽った出稼ぎとしての実態があり、また、仲介する悪質な日本語学校と斡旋ブローカーの存在があった〔岡 1996, P.185〕。当時の日本語学校には設置基準や運営基準などが存在していなかったことも原因に挙げられる〔岡 1996, P.188〕。
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