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上瀬谷通信施設[かみせやつうしんしせつ]
上瀬谷通信施設(かみせやつうしんしせつ)は神奈川県横浜市旭区上川井町と瀬谷区北町・瀬谷町に所在していた在日アメリカ海軍基地(面積:2,422,396m²)。旧日本海軍の基地を第二次世界大戦後に接収し、運用していたもので、2015年6月30日に施設を含めた土地全体が日本へ返還された〔横浜・米軍施設の深谷通信所が6月返還へ、上瀬谷は来年6月 (神奈川新聞:カナロコ 2014年3月25日)〕〔県内米軍基地の返還状況について 〕。 == 接収と囲障区域外の利用許可 ==
旧日本海軍の倉庫施設として使用されていたものが、太平洋戦争の終戦により米軍に接収され通信基地となった。いったん接収解除されるも1951年に再接収された。返還時には部隊は常駐しておらず、在日米海軍厚木航空施設司令部の管理下となっていた。 事務所等の囲障区域(フェンス等で囲まれた内側)は立入禁止区域となっていたが、囲障区域外は農耕や野球場等の使用が認められているほか環状4号線(通称「海軍道路」)が通過しており一般の通行が認められていた。また、海軍道路沿いに桜が多く植えられていることからお花見スポットとしても知られており、毎年4月の第1週目の土曜日には施設内の海軍広場で「日米親善桜祭り」が開催されていた。 瀬谷区の15%近くの面積を占めており、また瀬谷区の北半分は戦後長らく米軍により「電波障害防止地域」に指定されていたため、瀬谷区の開発は遅れることとなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上瀬谷通信施設」の詳細全文を読む
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