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上熊本駅(かみくまもとえき)は、熊本県熊本市西区上熊本二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)・熊本電気鉄道(熊本電鉄)の駅である。 本項では、駅前にある熊本市交通局(熊本市電)の上熊本駅前電停についても記述する。 == 歴史 == * 1891年(明治24年)7月1日 - 九州鉄道の池田駅として開業。 * 1896年(明治29年)に旧制第五高等学校に赴任した夏目漱石が降り立った場所としても知られる。1996年(平成8年)に漱石来熊100年を記念し、藤崎八旛宮 - 上熊本駅前 - 崇城大学の区間が「わが輩通り」と命名された。 * 1901年(明治34年)1月1日 - 上熊本駅に改称。 * 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道の国有化により国鉄の駅となる。 * 1911年(明治44年)10月1日 - 菊池軌道(現・熊本電気鉄道)により池田(国鉄・上熊本と別名称) - 広町 - 千反畑(現在の藤崎宮前)間が開業。 * 1913年(大正2年) - 2代目駅本屋が竣工。 * 1913年(大正2年)8月27日 - 菊池軌道、池田 - 藤崎宮前 - 隈府(後の「菊池」)が全通。 * 1923年(大正12年)8月2日 - 菊池軌道が駅名を「上熊本」の改称並び、上熊本 - 室園間を改軌・電化。 * 1935年(昭和10年)3月24日 - 熊本市電が駅前に乗り入れ、上熊本駅前電停開業。 * 1950年(昭和25年)10月1日 - 熊本電鉄、池田隧道経由で北熊本まで開通並びに「上熊本~北熊本~隈府」を菊池線となる。 * 1953年(昭和28年)6月26日 - 熊本大水害にて熊本電鉄上熊本 - 藤崎宮前(路上駅)間が不通。 * 1954年(昭和29年)6月1日 - 熊本電鉄上熊本 - 藤崎宮前(路上駅)間の旅客営業を廃止、同区間を熊本市交通局に譲渡。 * 1954年(昭和29年)10月1日 - 熊本市交通局が熊本電鉄から譲渡した路線を1435mmの標準軌に改軌、熊本市電坪井線として開業〔。同日、熊本電鉄は電鉄上熊本 - (坪井線上熊本駅前) - 熊本倉庫間(0.23km)を市電坪井線と三線軌条で共用し「上熊本倉庫線」として運用開始。 * 1966年(昭和41年)7月6日 - 熊本電鉄上熊本倉庫線、廃止。 * 1970年(昭和45年)5月1日 - 熊本市電坪井線、廃止。 * 1979年(昭和54年)8月1日 - 国鉄と熊本電鉄との貨物列車の連絡運輸廃止。熊本電鉄は貨物列車の運行と貨物取り扱い廃止。 * 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により鹿児島本線の駅は九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。 * 1997年(平成9年)3月22日 - 貨物列車の設定廃止。 * 小野田セメント(現在の太平洋セメント)のサービスステーション及び施設への専用線が存在し、金田駅からセメント輸送貨物列車が運行されていた。このほか、構内の一部が熊本製粉の専用線になっていた。 * 1999年(平成11年)3月31日 - 駅レンタカー営業所営業終了〔『JR時刻表』1999年4月号〕。 * 2002年(平成14年)熊本市電の車両基地が移転(作業用自動車庫・電車留置線は交通局に残された)。 * 2005年(平成17年)4月1日 - JR貨物の駅(貨物の取扱)が廃止。 * 2006年(平成18年)1月21日 - 駅機能を仮駅舎に移設。 * 2011年(平成23年)3月12日 - 九州新幹線全線開業に伴うダイヤ改正により、特急が無停車となる。 * 2012年(平成24年)12月1日 - JR上熊本駅、交通系ICカードSUGOCA対応。 * 2015年(平成27年) * 3月14日 - 鹿児島本線連続立体交差化一部完成、高架化によるJRの新駅舍供用開始〔籏智広太(2015年3月15日). “上熊本駅、粋に一新 周辺高架化、にぎわい期待”. 朝日新聞(朝日新聞社)〕。 * 4月1日 - 熊本電鉄上熊本駅、交通系ICカード・くまモンのIC CARD対応。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上熊本駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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