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上田貞治郎[うえだ ていじろう]
上田 貞治郎(うえだ ていじろう、号は松翁、1860年 - 1944年)は、日本の写真家、写真機・写真材料商(上田写真機店経営者)、古写真収集家。聖書収集・研究家、文人・著作家。 == 経歴 ==
上田貞治郎は1860年に大阪の上田家第十三代の上田文斎とやすの次男として生まれる。1879年に大阪薬学校(大阪薬学専門学校の前身)を卒業後、1877年に上田家の家業の薬局を継ぐ。1886年に関西薬学校(大阪大学薬学部の前身)を設立、初代校長を務める〔伊勢戸佐一郎「なにわの経済人」『朝日新聞』1985年3月27日。〕。1902年に大阪心斎橋筋北詰(南船場3丁目)に写真材料店(上田写真機店)を開業〔上田安子『美への想い、一途に』上田学園、1995年、101-2頁。〕。上田の写した明治期大阪の写真は当時を知る貴重な資料となっている〔読売新聞大阪社会部編『おおさかタイムトンネル・浪速写真館』朋興社、1985年、6-9、189-193頁。〕。上田貞治郎は上田家を継ぎ、第十四代となる。またキリスト教徒で、聖書の収集家としても知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上田貞治郎」の詳細全文を読む
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