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上縦束[じょうじゅうそく]
上縦束(じょうじゅうそく、)は、一組の双方向性の神経束で大脳の前部と後部を結んでいる。それぞれの連合繊維束は大脳半球の卵円中心の側面を通り、前頭葉、後頭葉、側頭葉、 頭頂葉を接続している。ニューロンは前頭葉から弁蓋を通り、側頭溝の後端へと伸びる。側頭溝後端からは多数のニューロンが後頭葉へと投射し、一部は被殻の周りを下方向から前方向に通り側頭葉の前端に投射する。 ==構造== 上縦束は4つの異なる要素からなる〔Makris pages 1-2〕。その要素とはSLF Iと SLF II、SLF III、弓状束 (AF)である。ヒトでは、この4要素は機能的に異なるにも関わらず、一つにまとめられている。ヒト以外の霊長類の場合、上縦束と弓状束は解剖学的に異なり、異なる軌道を持つ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上縦束」の詳細全文を読む
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