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上西貞一 上西 貞一(うえにし さだかず、1880年 - ?)は日本の柔術家である。20世紀初頭の英国で活躍した人物で、日本国外で柔術を教えたり、試合を行ったりした最初期の柔術家のひとりである。 == 武術の習得まで == 上西貞一は1880年、おそらく現在の大阪府で生まれた。上西の父は剣術、馬術、水泳、相撲などに秀でた人物であり、上西が最初に習得した武術は剣術であった。上西が武道での身を立てることを考えていたため、父は息子に柔術を習うようすすめ、上西は地元の道場に入った。本人のインタビューによると、上西は半田弥太郎の道場で柔術を学んだということである。天神真楊流を身につけ、嘉納治五郎とも面識があったのではないかと考えられている〔Sabine Frühstück and Wolfram Manzenreiter, 'Judo Cultures in Austria, Japan, and Elsewhere Struggling for Cultural Hegemony at the Vienna Budokan', Harumi Befu and Sylvie Guichard-Anguisp, ed., ''Globalizing Japan: Ethnography of the Japanese Presence in Asia, Europe, and America'' (Routledge, 2003), 69-93, 72.〕。上西は十代のうちに柔術の試合で何度か勝ちをおさめたという。また、上西は六尺棒・半棒術についても長けていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上西貞一」の詳細全文を読む
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